日本でも超有名なペットフードメーカーといえば「ヒルズ」ではないでしょうか。
おそらく猫を飼っている人のほとんどが人が知っている(きっと)、超有名シリーズ「サイエンスダイエット」を手掛けています。
この記事ではそんなサイエンスダイエットキャットフードのシリーズについて紹介していきます。
原材料の評価から成分値、メーカーの信頼度など、様々な情報が盛りだくさんです。
ぜひ、キャットフード選びの参考にしてください!
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製造メーカー「ヒルズ」を徹底調査!
ここでは、サイエンスダイエットキャットフードを製造しているメーカー「ヒルズ」について、徹底調査した内容をまとめました。
ヒルズの始まりは、1939年にさかのぼる
ヒルズは、1939年に獣医師のDr.Mark L. Morris Sr.によって創設され、当初は犬と猫の特別な栄養ニーズを満たすための療法食として開発されました。以降、ヒルズはペットの健康と栄養に焦点を当てた製品を提供し続けています。
日本での始まりは1977年に設立した「日本ヒルズ・コルゲート株式会社」
この会社は、ヒルズ・サイエンス・ダイエットおよびヒルズ・プリスクリプション・ダイエットの製品を日本市場で販売および普及させるために設立した会社です。
日本ヒルズ・コルゲート株式会社は、獣医師やペットオーナーに、科学に基づいた栄養学的なペットフード製品を提供し、ペットの健康と幸せの向上に貢献しています。また、同社は、日本のペット業界や動物保護団体と連携して、ペットの福祉向上に取り組んでいます。
ヒルズの信頼性について
ヒルズの信頼性については、下記の内容によって担保されています。
栄養学的にバランスの取れた製品
ヒルズのペットフードは、獣医師や栄養学者と協力して開発されており、ペットの年齢や活動レベル、健康状態に応じて適切な栄養が提供されるように設計されています。
獣医師による推奨
多くの獣医師がヒルズ製品を推奨し、療法食や特別な栄養ニーズを持つペットに対して処方しています。
高品質な原材料
ヒルズは、厳密な品質管理基準を遵守し、最高品質の原材料を使用して製品を製造しています。また、ヒルズの製品は、AAFCO (アメリカ飼料検査官協会) のガイドラインに従っています。
研究と開発への投資
ヒルズは、ペット栄養学の研究と開発に力を入れており、独自の研究施設や科学的研究を通じて、新たな栄養素や製品の開発に取り組んでいます。
さすが信頼性が高いメーカーと言ったところでしょうか。
獣医師の推奨によって、特別なケアを必要とする猫用の「療法食」も展開していて、安全性が担保されています。
さらに詳しいヒルズの歴史について知りたい方は、下記の「+」を開いてもらって、ご覧ください。
または直接見てみたい方は、公式ホームページをご覧になってください。
サイエンスダイエットの原材料の評価と安全性
サイエンスダイエットの原材料の評価について紹介します。
数多くあるヒルズの、サイエンスダイエットシリーズの中から「サイエンスダイエット 減量サポート」を取り上げて調査しました。
トリ肉(チキン、ターキー)、米、コーングルテン、セルロース、トマト、ビートパルプ、亜麻仁、動物性油脂、ココナッツ油、ポークエキス、ニンジン、小麦、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、イオウ、ヨウ素)、アミノ酸類(タウリン、メチオニン、リジン)、乳酸、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、カルニチン、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)
タンパク質 | 39.3% | カルシウム:リン | 1.33:1 |
脂肪 | 13.7% | マグネシウム | 0.093 |
炭水化物 | 31.1% | kcal | 343kcal |
上記が減量サポートの原材料ですが、あくまで私個人の感想ですが、米やコーングルテン、小麦などの穀類の使用割合が多いのが少し気になります。
炭水化物量が31.3%と、やや多めとなっているので、消化器系への負担が心配です。
ただしもちろん猫の状態にもよるので、消化器系に病気などを抱えている場合は、別の種類を選んだほうが良いかもしれません。
ヒルズでは「炭水化物は重要な栄養素」と捉えている
私個人の意見としては、炭水化物量が少し多いかなという気がしますが、ヒルズでは炭水化物は重要な栄養素として捉えています。
ヒルズは、勤務する220人以上の食品科学の専門家、獣医師、栄養学博士の専門性と研究結果を信頼しています。彼らの研究により、炭水化物がエネルギー補充、筋肉維持、健康的な腸の様々なニーズに応える、ペットを助ける重要な栄養素であることが証明されています。
hills.co.jp
また、品質へのこだわりも徹底されています。
- 厳しい品質基準を満たしているサプライヤーとしか取引しない
- 原材料の生産プロセスも確認
- 全ての製造施設を対象に年に1度、品質監査を実施
- 現行の適正製造規範(cGMP)を順守
- 出荷前に安全検査を実施
サイエンスダイエットは、様々な専門家の研究結果をもとに作られていて、徹底した科学的根拠を持って、常に安定した品質で生産されています。
世界中からヒルズの評価が高いのは、こういったこだわりがあるからこそと言えそうです。
個人的な意見になりますが、ヒルズがほかのメーカーがうたっている「良質な動物性のタンパク質の原材料」を使って、コスト度外視で、徹底的に猫の健康のことを考えたキャットフードを作ってしまえば、無敵な気がします。
サイエンスダイエットが向いている人は「最新の栄養学」で選びたい人
ヒルズは多数の専門家によって、日々最新の研究を行いながら、キャットフードを製造しています。
そのため猫の栄養学において、科学的根拠に基づいた最新の栄養学に基づいたキャットフードを探している人に、おすすめのシリーズです。
また価格も、ネットで売られている高価なプレミアムキャットフードよりも、手に入れやすい価格設定になっているので、そこそこの価格で栄養面、品質面で保障されているキャットフードを探している人にも向いています。
ただし、米やとうもろこし、小麦などの「穀類アレルギー」を持っている猫には向いていないので、アレルギー持ちの猫は、別のメーカーのキャットフードを選ぶようにしてください。
サイエンスダイエットを選ぶ際の注意点
サイエンスダイエットシリーズには、実に多くの種類があります。
プリスクリプション・ダイエット(特別療法食)、サイエンス・ダイエット、サイエンス・ダイエット〈プロ〉を全部合わせると60種類以上のタイプがあります。
- プリスクリプション・ダイエット(特別療法食):35種類
- サイエンス・ダイエット:18種類
- サイエンス・ダイエット〈プロ〉:8種類
多くのタイプがあるということは、猫の状態にあったキャットフードを選ぶ必要があるということです。
猫の体調や成長段階などに応じて、必要な栄養素が違っていて、その時々に必要な栄養素をカバーするために、60種類上もの商品を用意しています。
例えば成猫になったけど、まだ子猫用でいいやとか、避妊去勢後じゃないけどよく食べてくれるからこれでいいやなどといった、安易な選び方は、猫の健康を保てないかもしれません。
そういった細かい選択が苦手、または考えるのがめんどくさいといった方は「オールステージ対応」「全年齢対応」といったキャットフードがむいています。
猫にとっても飼い主さんにとっても、自分に合ったキャットフードを選ぶことが大切です。
タイプによっては推奨できない年齢や状態がある
公式サイトに「推奨するケース」と「推奨できないケース」が、それぞれの商品ごとに猫の年齢や状態別に載っています。
サイエンスダイエットは種類がたくさんある反面、細かい栄養調整がされているため、向いていない場面もあるようです。
基本的な選び方は、商品のパッケージに書かれている「対象年齢」と、肥満や7歳以上などの「猫の状態」をきっちり守ることで、「推奨できないケース」は回避できそうです。
何となくでいいやなどと思わずに、きちんと愛猫の年齢や状態にあった、サイエンスダイエットシリーズを選ぶようにしましょう。
詳しく知りたい方は公式サイトを見たり、「日本ヒルズ・コルゲート株式会社」へ問い合わせたりしてみてください。
公式サイト⇒「https://www.hills.co.jp」
公式お問い合わせ⇒「【公式】ヒルズのお問い合わせページ」
「サイエンスダイエット」と「サイエンスダイエット・プロ」違いは?
もしかしたら知らない人もいるかもしれない「サイエンスダイエット・プロ」。
サイエンスダイエットとどう違うのかが、気になりませんか?
公式サイトにはこのように書かれています。
サイエンス・ダイエット〈プロ〉は、病気をよせつけない本来の免疫力の維持を助ける、抗酸化成分配合の機能性健康食です。
hills.co.jp
どうやら、猫の健康に関してより"機能性の高い"成分を配合していて、特定の場面において優れた効果に期待できる商品ということみたいです。
さらに公式サイトによると、次のようなニーズに向いていると記されています。
- 発育サポート
- 避妊・去勢後の変化トータルケア
- スーパーエイジングケア
- 毎日の活力維持
- 適正体重キープ
- シニア期の腎臓・心臓ガード
- シニア犬の関節ケア
- 毎日の毛玉排出
- 健康的な皮膚・毛艶ケア
サイエンスダイエットでも科学的根拠の基づいた優れたキャットフードですが、さらに専門的なケアを求める方には「サイエンスダイエット・プロ」を試してみてはいかがでしょうか。
サイエンスダイエットキャットフードの種類について
サイエンスダイエットキャットフードには猫の状態や成長段階に応じて、多くの種類が用意されています。
ドライフードやウェットフード、子猫用から療法食まで簡単にまとめたので、選ぶ際の参考していただけたらと思います。
【標準タイプ】ドライフード
【標準タイプ】子猫用/妊娠・授乳期の母猫
【標準タイプ】「1~6歳」成猫用
【標準タイプ】「7歳以上」シニア
【標準タイプ】「11歳以上」シニア
【健康ケアタイプ】ドライフード
【健康ケアタイプ】体重管理
【健康ケアタイプ】消化のケア
【健康ケアタイプ】毛玉のケア
【健康ケアタイプ】避妊・去勢後のケア
【健康ケアタイプ】腎臓心臓ケア
非常に多くの種類があって分かりにくいところがあります。愛猫の状態や年齢に合ったキャットフードを選んであげるようにしてください。
区分けのしかたは、独自にまとめた内容なので、詳しい内容などを知りたい方は公式サイトを参考にするようにしてください。
猫用サイエンスダイエットの口コミを調査!
サイエンスダイエットの良い口コミ
我が家には5匹の猫がいて、サイエンスダイエットのフードを愛用しています。シニアライトは膀胱炎や吐き気に悩む猫ちゃんに効果があり、リニューアル後の別メーカーのフードより安心できる成分で助かりました。
19歳のおじいちゃん猫は、アダルトプラスで免疫力がサポートされて元気に過ごしています。鶏肉が大好きで、粒も砕きやすいので喜んで食べています。
去勢後用のフードは、7ヶ月の猫ちゃんにあげています。最初はロイヤルを食べていましたが、粒が大きく食べづらそうだったので、こちらの小粒フードに変えました。食べやすさで満足しています。
全体的にサイエンスダイエットのフードは猫たちにとって良い効果があり、健康をサポートしてくれています。価格は少し高いですが、猫たちの健康のためにリピートし続けます!
サイエンスダイエットの悪い口コミ
マグロ味が大好きな猫ちゃんもいましたが、急に吐き戻し始めてしまいました。このフードに変えてからは便の回数が減って良かったものの、便秘気味になり血便も出ることがあったたので残念です。
賞味期限に関しては、今回の購入品の賞味期限が短かったことに違和感がありました。商品の保存状態に不安を感じることがありました。
糖質が45%と高いことに気づき、猫の健康に良くないと考えてしまいました。トウモロコシやコーングルテンが原料であることが関係しているのかもしれません。糖質の取り過ぎは癌の原因になると言われているため、他のフードを探すことにしました。
届いた商品の臭いがきつく、猫が全く食べなくなってしまいました。他のエサと混ぜてもこの餌だけ残すほどで、継続購入を取りやめることになりました。
サイエンスダイエット口コミのまとめ
Amazonや楽天での口コミを調査しましたが、全体的には良い口コミがたくさんあり、良い評価となっているようです。
しかし、口コミの中には便秘気味になった、糖質が高いなどの口コミがあり品質面でも少し気になる点はありそうです。
また、賞味期限が短かったという口コミもありましたが、詳細は不明ですが、ショップによる問題なのか、メーカーによる問題なのかは分かりませんでした。
今後、もし分かることがあれば、追記していきたいと思います。
全体的には良い口コミが多かったものの、猫との相性もあり、中には合わなかった猫もいるという結果でした。
すべての口コミは紹介できないので、サイエンスダイエットの購入を検討している方はそういったネット上での口コミを、詳細に知りたい方はAmazonnなどの口コミを見てみてください。
基本的に良品だと思われるので、安心してお試し購入をしてみてはいかがでしょうか。
【最安値を調査!】公式・Amazon・楽天
ここでは、原材料の評価と安全性でも取り上げた「サイエンスダイエット 減量サポート」に焦点を当て、購入価格を紹介します。
公式サイト | Amazon | 楽天市場 | |
---|---|---|---|
通常価格 | ー | 700g 1,680円 1.6kg 2,073円 2.5kg 2,982円 | 700g 1,280円 1.6kg 2,500円 2.5kg 3,280円 |
定期価格 | ー | 1.6kg 1,866円 2.5kg 2,684円 | ー |
送料 | ー | 2000円以上で無料 | ショップによる |
※価格はすべて税込みです
最安値は「Amazonの定期購入」
調査したところ、Amazonの定期購入が最安値であることが分かりました。
公式サイトでの販売は無く、購入する場合はAmazonや楽天などのネットショップか、ホームセンターなどの店舗での購入ができます。
楽天市場では、店舗によってサイズごと価格が違っていたりして、一概には言えませんが、全体的に高めの傾向にあるようです。
もし、どこで買うか決まってない場合は、一番お得になっているAmazonで購入するようにしましょう。
ヒルズ サイエンスダイエットキャットフードのデータ
主原料 | トリ肉(チキン、ターキー)、米 | B |
主原料のタンパク質 | 動物性、植物性 | B |
タンパク質(DM:乾物ベース) | 39.3% | A |
脂肪(DM) | 13.7% | B |
繊維(DM) | 9.3% | - |
灰分(DM) | 6.5% | - |
水分 | - | - |
炭水化物 | 31.1% | B |
カルシウム・リンの量 | 1.01%・0.76% | B |
カルシウム:リンの比率 | 1.33:1 | |
マグネシウム | 0.093 | 〇 |
着色料 | なし | A |
香料 | なし | A |
酸化防止剤 | ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、 緑茶抽出物 | B |
オメガ6:オメガ3 | - | - |
AAFCO及びFEDIAFが定める規則 | 〇 | - |
対象年齢 | 1歳~ | - |
代謝エネルギー(100gあたり) | 343kcal | - |
グレインフリー | - | - |
サイズバリエーション | 700g,1.6kg,2.5kg |
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