我が家では3匹の猫と暮らしています。
猫と暮らしていると遭遇するトラブルの一つに「餌を吐く」があります。猫を飼っている方なら必ず遭遇すると言っていいほどの日常光景です。
しかしちょっとした工夫をすることで、餌を吐く頻度を減らすことができます。
私が実際によって効果があった対策をご紹介していきます。
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【実例】猫が餌(ごはん)を吐くときに行った対策3つ
実際にやった対策がこちら。
- 一回に与える餌(ごはん)の量を減らした
- 食後すぐの水のみをやめさせた
- 餌(ごはん)の入れ物の高さを上げた
この3つをやったら10分の1程度に減りました。
効果の大きさとしてはこのような順番です。
- 食後すぐの水のみをやめさせた
- 一回に与える餌(ごはん)の量を減らした
- 餌(ごはん)の入れ物の高さを上げた
それでは効果の大きかった順番に、それぞれ詳細な方法を紹介していきます。
対策① 食後すぐの水のみをやめさせた
我が家では"ケージ内"で餌(ごはん)を与えるようにしています。
餌(ごはん)と一緒に 水も入れていましたが、その水を食後すぐに入れないようにしました。
「そんなことで効果があるの?」と思われるかもしれませんが、今までやった対策で一番の効果を発揮。餌を吐く頻度が激減しました。
吐く理由は食後の「水のがぶ飲み」
この対策が効いた理由は、「胃に入ってしまえば餌も水も一緒」ということです。
猫は胃の大きさが大きくないため、一度に大量に餌を取り込むと胃がびっくりして吐いてしまうことがあります。
胃のびっくりは「水」でも起こります。要は餌も水も胃にとってみれば同じ異物ということです。
その異物である餌や水を、できるだけ一度に与えないということがこの対策のポイント。しかし効果があるのは、「食後に水をがぶ飲みする猫のみ」に限られます。
愛猫の行動をよく観察して、吐く理由が「水」の可能性がある場合は行ってみてください。
対策② 一回に与える餌(ごはん)の量を減らした
猫は一度に食べすぎると吐くことがあります。水と同様に一度に与える量を減らすことで、吐く確率を軽減できます。
具体的には行った内容は、
対策前 13~15g ⇒ 対策後 10~12g
にしました。
この数値程度をもとに猫の体格などによって微調整しています。
猫は一度にたくさん食べると吐く可能性が高くなる
猫は一度にたくさん食べると、吐いてしまうことがあります。
その理由としては、
- 丸呑みするため食道に詰まりやすい
- 胃が小さいため一気食いすると対応できない
ということです。
対策③ 餌(ごはん)の入れ物の高さを上げた
ごはんを食べるとき、猫の頭の高さが低いと、食道などの高さより頭の高さが低いので吐き戻しやすくなるとの情報を元に実施してみました。
我が家ではケージに取り付けるタイプの食器を用意した
我が家では猫はケージ内でご飯を食べるようにしています。
なので用意したのは「ケージに取り付ける食器」を用意しました。
この商品はケージなどに取り付けることができ、高さ調整が自由自在に可能。ケージの柵の部分にワンタッチではさんで取り付けができるので使いやすいです。
簡単に取り外しができるので、洗う際にも難なく取り外すことができる便利アイテムです。
リンクを貼っておきます。気になる方はチェックしてみてください。
高さは猫の首が下がらないくらいがちょうどいい
高さの目安としては、猫の首が下がらないようにするくらいがいいと思います。
ただし、あまり上げすぎると不自然な格好で食べることになるため、ちょうどいい高さを探してあげてください。
うちの場合も、あげたり下げたりしながら様子を見て、ちょうどよさそうな高さにしました。
嘔吐が止まる前「片付けやすく」するための実際にやった対策(ごめんね)
嘔吐が止まるまでにやっていた、仮の対処法も載せておきます。
あくまで「片付けるのが楽になる」という視点なので、強要はしないでください。。。
対策① 食後30分程度、ケージ内で様子を見ました
食後20~30分程度、ケージの中に入っててもらうことにしました。
これによって、万が一吐いた場合もケージ内のどこかになるので、探す手間が省けます。
また、ソファーやクッションなども汚れる心配はありません。
対策② 吐きそうになったら、…床に移動しました
吐きそうなしぐさを見せたら、近づいて床の方へ誘導しました。
床の上に吐いてもらえれば掃除が簡単に済むので、何度かやってしまいました。
対策③ 吐きそうになったら、受け皿(身近にある何か)を急いで持って行って、その中に吐いてもらいました
吐きそうなしぐさを見せたら、近くにある箱や入れ物、または小さめのクッションなど、とにかく近くにあるもの(近くにないと間に合わない)を猫の前へ差し出しました。
そこに吐いてくれれば、その部分だけが汚れるので後片付けが楽になります。
ここで紹介したのは、ついついやってしまったものもあります。
あまりお勧めしませんが、参考にしてみてください。
猫が吐く原因にはストレスもあるが、意外とシンプルな対処法がきくかもしれない
猫が吐くパターンをまとめてみました。
猫が吐くパターン
- 毛玉を出そうとして吐く
- 一気に食べ過ぎで吐く
- 食べてはいけないものを食べて吐く
- 病気が原因で吐く
- 空腹時間が長くて吐く
- 草を食べて吐く(外猫)
- 中毒症状で吐く
- アレルギー反応で吐く
- ストレスがたまっていて吐く
- 便秘が続いていて吐く
このように、様々なパターンで猫は吐きます。
良くストレスが原因と言われますが、身近な対策をまずはやってみることで吐く回数を、減らせるかもしれません。
私が実際にやったのは、「一気に食べ過ぎで吐く」、「空腹時間が長くて吐く」、この2つについての対策をやってみました。
まずは、すぐにできることをやってみてください。そうすれば猫への負担も減らせるかもしれません
追記:少しでも様子が変なら、すぐに病院へ連れて行って!
猫の様子が少しでも変なら、すぐにでも病院へ連れて行ってください。
私が紹介したのは、「病気ではなく、環境が原因での対策」です。
病気が隠れている場合もあるので、安易に考えないでください。
吐いたりしたときは、猫の様子をよく観察して、少しでもおかしなところがあれば病院へお願いします。
猫が吐いた時に併せて確認したい「危険な兆候」
猫が吐いた時は病気が隠れていることもあります。
吐いた時に併せて確認したい危険な兆候についてまとめておくので、当てはまるようならすぐに病院へ連れて行ってください。
嘔吐時に確認したい危険な兆候
- 嘔吐物の色が茶褐色
- いつもより水飲み回数が多い
- いつもよりおしっこの回数が多い
- 食欲不振
- 元気がない
- 下痢をしている
- おもちゃが見当たらない
- 野菜、植物類にかじった跡
- 吐く回数が多すぎる
- 嘔吐物に異物の破片
- しばらくうんちしていない
資料:キャットフードにおける吐き戻し軽減技術
猫の吐き戻しの原因の一つとして、キャットフード製造工程において、嗜好性や栄養調整を目的とした油脂類がコーティングされることがあります。
この油脂類がコーティングされることにより、表面の油量が多くなることにより、キャットフードの体内での消化の際に水分をはじきやすくなり、胃液での消化が始まるのが遅くなるため、吐き戻しが起きるのではないかと言われています。
この対策のためにキャットフードの製造工程で様々なテストが行われています。
完全に吐き戻しが無くなる方法が確立されることを願っております。
参考:ペット栄養学会誌 第22巻 第1号(2019年4月) (jst.go.jp)
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