「グランツのサーモン成猫用の特徴は?」
「グランツのチキン成猫用の特徴は?」
「グランツ3種類の違いを知りたい!」
こんな人に向いている内容です。
この記事では、実際の写真を用いてグランツキャットフードチキン成猫用と、サーモン成猫用の特徴をマルっと紹介しています。
またチキン&サーモンも含めた3種類の違いも紹介。
この記事を読めば、グランツキャットフードのあらゆることが分かってしまいます。
ぜひ最後まで読んでもらって、愛猫に合ったキャットフードを見つけに行きましょう!
【チキン成猫用】グランツキャットフードの成分評価
項目 | 詳細 |
---|---|
評価ランク | Sランク この順位は成分で比較!本当に良いキャットフードの安全おすすめランキングでも詳細に評価しています。 |
原材料 | |
タンパク質 | |
脂肪量 | |
炭水化物量 | |
結石リスク | |
添加物 | |
種類 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライフード |
内容量 | 500g |
対応年齢 | 成猫 |
原産国 | フランス |
主原料 | 脱水チキン27%、フレッシュチキン25% | A |
主原料のタンパク質 | 動物性 | A |
タンパク質(DM:乾物ベース) | 35.6% | B |
脂肪(DM) | 16.7% | B |
繊維(DM) | 5% | - |
灰分(DM) | 11.1% | - |
水分 | 10% | - |
炭水化物 | 28.5% | B |
カルシウム・リンの量 | 1.2%・1% | 〇 |
カルシウム:リンの割合 | 1.2:1.0 | 〇 |
マグネシウム | 0.06 | 〇 |
着色料 | なし | A |
香料 | なし | A |
酸化防止剤 | なし | A |
オメガ6:オメガ3 | 2:0.3 | 〇 |
AAFCO及びFEDIAFが定める規則 | 〇 | - |
代謝エネルギー(100gあたり) | 358kcal | - |
グレインフリー | 〇 | - |
特徴を分かりやすく解説
※記事内の成分量はDM(水分量を抜いた配分量)
タンパク質量と脂肪量が控えめでヘルシー
【チキン成猫用】グランツキャットフードはタンパク質量と脂肪量がやや控えめです。
タンパク質量は全年齢対応のチキン&サーモンが40%となっているのに対して、チキン成猫用は35.6%ヘルシーな設定となっています。
脂肪量はサーモン成猫用が17.8%、チキン&サーモンが18.9%となっているのに対して、チキン成猫用は16.7%となっていて、グランツキャットフードの全3種類の中で一番ヘルシーな仕上がりです。
マグネシウム量が0.06%でシリーズ最低値
【チキン成猫用】グランツキャットフードはマグネシウム量が0.06%となっていて、グランツキャットフード3種類の中で最低量となっています。
そのためストルバイト結石などが気になる飼い主さん、猫ちゃんには向いています。
オメガ3脂肪酸の量が少なめ
【チキン成猫用】グランツキャットフードは、オメガ脂肪酸の量がほかの同シリーズと比べてやや少なめです。
オメガ3脂肪酸はアレルギー症状を緩和する効果があり、抗炎症作用の働きを持つとされています。
ただし、ただ単に多くとるのが良いとされているわけではなく、オメガ6脂肪酸との量のバランスが大切です(オメガ6脂肪酸≧オメガ3脂肪酸)。
そのためチキン&サーモンやサーモン成猫用よりは少なめですが、問題はありません(オメガ3脂肪酸が多いと良くない)。
わずかに代謝エネルギー(カロリー)が低い
わずかにkcal(カロリー)がほかのチキン&サーモンやサーモン成猫用より低いです。
本当にわずかですが低いです。
タンパク質量や脂肪量と合わせて考えるとグランツキャットフードシリーズで一番ヘルシーなのはチキン成猫用といえます。
【サーモン成猫用】グランツキャットフードの成分評価
項目 | 詳細 |
---|---|
評価ランク | Sランク この順位は成分で比較!本当に良いキャットフードの安全おすすめランキングでも詳細に評価しています。 |
原材料 | |
タンパク質 | |
脂肪量 | |
炭水化物量 | |
結石リスク | |
添加物 | |
種類 | 総合栄養食 |
タイプ | ドライフード |
内容量 | 500g |
対応年齢 | 成猫 |
原産国 | フランス |
主原料 | フレッシュサーモン25%、脱水サーモン21.77% | A |
主原料のタンパク質 | 動物性 | A |
タンパク質(DM:乾物ベース) | 35.6% | B |
脂肪(DM) | 17.8% | B |
繊維(DM) | 5% | - |
灰分(DM) | 10% | - |
水分 | 10% | - |
炭水化物 | 28.5% | B |
カルシウム・リンの量 | 1.3%・1% | 〇 |
カルシウム:リンの割合 | 1.3:1.0 | 〇 |
マグネシウム | 0.08 | 〇 |
着色料 | なし | A |
香料 | なし | A |
酸化防止剤 | なし | A |
オメガ6:オメガ3 | 2.3:1 | 〇 |
AAFCO及びFEDIAFが定める規則 | 〇 | - |
代謝エネルギー(100gあたり) | 361kcal | - |
グレインフリー | 〇 | - |
特徴を分かりやすく解説
※記事内の成分量はDM(水分量を抜いた配分量)
脂肪量はシリーズ内(3種類)で2番目の量
【サーモン成猫用】グランツキャットフードの脂肪量は、「チキン&サーモン」と「チキン成猫用」のちょうど中間ぐらいの量(17.8%)です。
チキン成猫用よりエネルギー量がほしいけど、チキン&サーモンほどいらないといった場合はこのサーモン成猫用が向いています。
ちなみにタンパク質量はチキン成猫用と同じです。
マグネシウム量も同じく2番目の量
マグネシウム量も脂肪量と同じく、3種類の中で2番目の量(0.08%)となっています。
マグネシウム量は1.0%以下であれば結石リスクには問題ないので、量の多さはそれほど重要視されません。
しかし少なすぎると問題があるので、AAFCO最低基準量はチェックしておく必要があります(成猫の最低基準量は0.04%:AAFCO)。
オメガ3脂肪量がシリーズ内で一番多い
魚介類がたっぷり使われているサーモン成猫用は、オメガ3脂肪酸の量がシリーズ内で一番多くなっています。
その量は1.0%で、チキン&サーモンの0.5%、チキン成猫用の0.3%と比べてもかなり多いことが分かるでしょう。
そしてその多くなっている理由としては、やはり主原料がサーモンを使っていることが大きいところです。
オメガ3脂肪酸は魚介類に豊富に含まれていて、アレルギー症状を緩和する効果があり、抗炎症作用の働きを持つとされています。
かといって多すぎても良くないのでオメガ6脂肪酸とバランスよく摂取することが大切です(理想量はオメガ6脂肪酸≧オメガ3脂肪酸)。
3種類のグランツキャットフードの比較まとめ
チキン&サーモン、チキン成猫用、サーモン成猫用のグランツキャットフード特徴と成分を一覧にまとめました。
この表を参考にしてもらって、飼い主さんの猫ちゃんに合ったグランツキャットフードを選んであげるようにしましょう。
3種類の【GRANDS】グランツキャットフード成分比較表
項目 | チキン&サーモン | チキン成猫用 | サーモン成猫用 |
---|---|---|---|
主原料 | 脱水チキン 30% フレッシュチキン 15% | 脱水チキン 27% フレッシュチキン 25% | フレッシュサーモン 25% 脱水サーモン 21.77% |
主原料の タンパク質 | 動物性 | 動物性 | 動物性 |
タンパク質 (DM乾物ベース) | 40% | 35.6% | 35.6% |
脂肪(DM) | 18.9% | 16.7% | 17.8% |
繊維(DM) | 5% | 5% | 5% |
灰分(DM) | 9.4% | 11.1% | 10% |
水分 | 10% | 10% | 10% |
炭水化物 | 24% | 28.5% | 28.5% |
カルシウム・ リンの量 | 1.6%・1.1% | 1.2%・1% | 1.3%・1% |
カルシウム: リンの割合 | 1.45:1.0 | 1.2:1.0 | 1.3:1.0 |
マグネシウム | 0.09 | 0.06 | 0.08 |
着色料 | なし | なし | なし |
香料 | なし | なし | なし |
酸化防止剤 | なし | なし | なし |
オメガ6: オメガ3 | 0.7:0.5 | 2:0.3 | 2.3:1 |
AAFCO FEDIAF | 〇 | 〇 | 〇 |
対象年齢 | 全年齢 | 1歳~ | 1歳~ |
代謝エネルギー (100gあたり) | 361kcal | 358kcal | 361kcal |
グレインフリー | 〇 | 〇 | 〇 |
サイズ | 500g | 500g | 500g |
【チキン&サーモン】グランツキャットフード
⇒運動量の多い猫、子猫向け
【チキン成猫用】グランツキャットフード
⇒運動量の少ない猫、高齢猫、またはチキンが好きな猫向け
【サーモン成猫用】グランツキャットフード
⇒運動量が普通の猫、一般的な成猫