ツヤツヤな被毛で魅力的なバーミーズ。
性格はとても活発、運動が大好きで、比較的大きめの体格をしています。
そんなステキなバーミーズにも、糖尿病を始めとする注意が必要な病気が存在。
この記事ではバーミーズの特徴から気を付けたい病気、飼う時の注意点、おすすめのキャットフードまでを解説しています。
ぜひ最後まで読んでもらって、幸せな猫暮らしをできるようにしていきましょう。
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とても活発なバーミーズの特徴
バーミーズはツヤツヤとしたきれいな被毛が特徴で、とても活発で運動好きな猫種です。
性格は社交性に優れ、たくさんおしゃべりもして、周りを明るくしてくれます。
体型は比較的大きく、目は主にゴールドに輝く綺麗な瞳をしていて、何もかも見通すような澄んだ目も特徴的です。
そんなバーミーズですが、FIPになりやすいという情報もあり、健康に関しては少し気になる点も…。
この次では、バーミーズの気を付けたい病気について解説していきます。
気を付けたい病気は糖尿病
ここではバーミーズが、なりやすい病気について解説していきます。
糖尿病
バーミーズはオートラリアやヨーロッパにおいて、他の猫種に比べて糖尿病になりやすいという報告がされています。
国が違うと血統が違い、必ずしも同じとは言えませんが、気を付ける必要があることには変わりありません。
FOPS(猫口腔顔面痛症候群)
FOPS(猫口腔顔面痛症候群)とは、急性の口腔内の痛みからくる様々な症状のことを指します。
FOPSになった猫は、過剰に舐めたり噛んだりする動作や、口を前足でつつく動作が見られ、重症化すると、舌や唇、頬などの一部が損傷した例の報告もあります。
食事のときやそれ以外のときでも、いつもと違った動きをしている場合は、注意してみてあげるようにしましょう。
FOPSの猫の行動例↓
猫伝染性腹膜炎(FIP)は比較的なりにくい報告がある?
1986年12月22日から2002年12月22日の16年間、ノースカロライナ州立大学獣医学部 (NCSU-CVM)に記録されている猫のデーターベースをもとにした、猫伝染性腹膜炎(FIP)のなりやすさについての報告があります。
雑種9511匹、純血種2024匹の全11,535 匹が対象で、FIPと診断されたのは、雑種猫が33匹で0.35%、13種類の純血種が27匹で1.3%という結果で、純血種の方がなりやすいという結果でした。
また統計的に検証した品種別では、バーミーズの発症率は37匹中1匹で2.7%となっていて、雑種猫と比較して有意な差はなかったと報告されています。
ただ倍率だけで言えば、8倍近くもなりやすいとなっているため、日ごろの健康ケアには、最善の注意を払うようにしましょう。
必要なのは高エネルギーの栄養素
ここではバーミーズの特徴を踏まえて、必要な栄養素を解説していきます。
動物性タンパク質
バーミーズは活発で運動量が多く、たくさんのエネルギー源が必要になります。
そのため、エネルギー効率が良い動物性タンパク質を取ることが、バーミーズにとって最善の選択でしょう。
また肉魚類がメインとなるフードは、同時にアミノ酸も摂取できます。その他の健康にも良い影響が期待できる、動物性タンパク質がメインのフードを選ぶようにしましょう。
高エネルギー
活動負荷が高いバーミーズは、エネルギー消費量も多くなります。
動物性タンパク質と同時に、高カロリーのフードを摂取して、日々の活動量を負けないエネルギー量を補うようにしましょう。
オメガ3脂肪酸
バーミーズは、とてもきれいでツヤツヤな被毛を持っていて、この被毛をキープするには、オメガ3脂肪酸の摂取が必要です。
犬による研究結果には、オメガ3脂肪酸が血中や髪の脂肪酸に良い影響を与え、被毛が改善したという報告もあります。
きれいな被毛を維持するために、オメガ3脂肪酸を摂取するようにしましょう。
バーミーズにおすすめのキャットフード2選
必要な栄養素を効率よく摂取できる、おすすめのキャットフードを紹介します。
愛猫のキャットフード選びの参考にしてください。
ウェルネスコア オリジナル
ウェルネスコア オリジナルは、高品質の動物性タンパク質源を第一原材料にした、非常に高タンパクで高エネルギーのキャットフードです。
成分値は、タンパク質が驚異の50%DMで、脂肪量は20%DMと、かなりの高めの成分値となっています。
またエネルギー量も397kcalで、活発で運動量が多いバーミーズにはうってつけのフードです。
オリジン ガーディアン8
オリジン ガーディアン8は、猫の体に良い8つのサポートを実現しているキャットフードです。
8つのサポートの中には、健康な肌と被毛をサポートするオメガ3脂肪酸も、もちろん配合されています。
成分値もタンパク質が44.4%DM、脂肪量は21.1%と十分な量。エネルギー量も398kcalと申し分ない成分量となっていて、バーミーズには向いているフードと言えるでしょう。
大きな種類は2タイプ?
バーミーズにはアメリカンバーミーズとヨーロピアンバーミーズがあり、それぞれ認められている毛色も違っています。
ブラックやチョコレート、シナモン、レッド、ブルー、ライラック、クリームなど、実に様々な毛色があり、魅力的な猫種です。
また、2007年には新しい毛色の「ラセット」がニュージーランドで登場しています。
ラセットは成長する段階で、徐々に色が薄れるという特徴があり、最終的にはオレンジ系の毛色へと変化。バーミーズの素敵さは、まだまだ増加中です。
ヨーロピアンバーミーズ?アメリカンバーミーズ?
バーミーズには、ビルマ(現ミャンマー)で生まれてから、世に広まるまでに大きく2つにわかれています。
その名が示すようにアメリカで広まった種がアメリカンバーミーズと呼ばれ、ヨーロッパで広まった種がヨーロピアンバーミーズと呼ばれています。
それぞれは進化の過程での交配されている種が違うため、同じところが多いものの、体型や毛色など違う点も存在。
ただ性格に関してはそれほど違いはないので、どちらにしても活発で運動量が多いことには変わりないでしょう。
項目 | アメリカンバーミーズ | ヨーロピアンバーミーズ |
---|---|---|
体型 | コンパクトで筋肉質 | 中程度の大きさでやや細長い |
頭部 | まるくて広めの顔 | 頭部は楕円形、鼻が長め |
毛色 | セーブル、シャンパン、ブルー、プラチナなど | セーブル、ブルー、ショコラ、ライラックなど |
性格 | 非常に社交的、愛情深い | 非常に社交的、愛される性格 |
その他 | アメリカでのブリーディングが主 | ヨーロッパでのブリーディングが主 |