最近、いろんな場所で「AIM」という言葉を目にしたことがありませんか?
ネット上でも「AIM」に関しての情報がたくさん出回っていて、結局何なのか「よく分からない…」なんてことがあるかと思います。
そこでこの記事では、「AIM」に関しての情報をすべて網羅し、まとめてあります。
「AIM」に関しての情報を、大切な愛猫のために正しく理解して、快適で幸せな猫くらしをできるようにしていきましょう!
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猫の腎臓病に効果のあるAIM薬の実用化は「2027年」
多くの人が待ちわびている猫用AIM薬は、2024年に治験を開始し、2026年に医薬品としての承認を得て、2027年に実用化を目指しています。
このことは、血中タンパク質「AIM(apoptosis inhibitor of macrophage)」の発見者である宮崎徹(みやざきとおる)氏が、読売新聞のインタビューの中で語っています。
2024年後半に治験をスタートし、26年を目標に猫用の医薬品として農林水産省の承認を得たい
また、2022年3月から2023年3月までの1年間、進行した慢性腎臓病の猫を対象にAIMの試験投与も実施。良好な結果が得られたとされています。
詳細な内容は、海外の論文を通じて公開予定で、公開され次第、紹介していきますので楽しみにしていてください。
とはいえ、実用化が2027年頃になってしまうのは、今、苦しんでいる猫ちゃんにとっては少し残念なお知らせかもしれません。
進行した腎臓病には効果がない無いかもしれませんが、現在販売されているAIM30やサプリメントを与えて、獣医師と相談しながら、何とか乗り越えてほしいと願っています。
「AIM」「AIM30」「AIM活性化成分」「A-30」とは?
AIM30に関しての情報を調べていると、「AIM」やら「AIM30」、さらには「A-30」まで似たような言葉がたくさん出てきます。
まずはこれらの言葉の意味を理解することから始めましょう。
「AIM」とは?
AIMとは、1999年に免疫学者である宮崎徹(みやざきとおる)氏によって発表された「血中タンパク質」のことを言います。
※宮崎徹氏:(当時:東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センター分子病態医科学部門教授/現:IAM代表理事・所長)
この血中タンパク質の「AIM」は、体内にたまってしまうと腎臓病などの病気の原因になる、死んだ細胞から放出される分子など(ここではゴミと表現)と結合して、体を守る白血球にゴミの位置を知らせる役割を担っています。
なぜ位置を知らせる役割が必要かというと、体を守る白血球(マクロファージなどの物を食べる貪食細胞)は、そのままではどれがゴミなのか判別することが出来ないのです。
そのため、白血球はゴミを食べる(掃除)ことをしないため、病気の原因になってしまうゴミが溜まってしまいます。
そこでAIMがゴミとくっつくことによって、白血球がどれがゴミかを判別することが可能になり、AIMと一緒になっているゴミを食べて掃除をすることで、病気の予防につながるというわけです。
「AIM30」とは?
AIM30とは、ペットフード・用品全般製造および販売を行っている「株式会社マルカン」のサンライズ事業部が、上記の宮崎徹氏の依頼を受けて開発を進め、2022年3月より、販売を開始した「A-30アミノ酸配合のキャットフード」のことを言います。
特定の成分や物質を指す名称ではなく、あくまでキャットフードの「商品名」になります。
「AIM30」の効果は?
AIM30キャットフードの効果は、一般的なキャットフードに含まれる原材料に伴う猫への効果と、「A-30」による特殊な効果に期待できます。
「A-30」の中のシスチンには、体を守る白血球にゴミの位置を知らせる役割があり、結果として腎臓病の原因になるゴミを減らす効果に期待できる点です(詳しくは上記の「AIMとは?」で解説しています)。
その他にも下部尿路や内臓などの臓器にも良い影響を与えます(詳しくは下記の「A-30とは?」で解説しています)。
「AIM活性化成分」とは?
まず名称についてですが、「AIM活性化成分」という名称は、正式にそのような名称がある訳ではなく、AIMを活性化させる成分であることから、そのように呼ばれています。
そのAIM活性化成分とは、上記の血中タンパク質「AIM」を活性化(動ける状態に)する働きのある、アミノ酸のことを言い、正式には「L-シスチン」のことを言います。
宮崎徹氏が代表を務める「IAM※」のコラムに次のような内容の文章が載っています。
腎臓に蓄積したゴミがまだ少量で、腎臓の損傷がまだない、もしくは軽度なうちに、ネコがL-シスチンを定期的に摂取し、少量ではあってもコンスタントにAIMを活性化させることで、腎臓病の予防や病態の悪化を抑制する可能があります。そのような考えから、ペットフード製造会社に、L-シスチンを配合したフードを作って欲しいと依頼しましたところ、迅速に開発を進めていただき、まず今年3月にマルカン社からペットフードが発売されるに至った次第です。
AIM活性化成分配合のペットフードについて(iamaim.jp)
この文章の最後には、宮崎徹氏本人の投稿だという証のため、名前が記名されています。
これらの事から、おそらくというよりも、ほぼ間違いなく、猫の腎臓に良いとされる「AIM活性成分=L-シスチン」であることが言えます。
「L-シスチン」がAIM活性成分であることは「特許6864301血中フリー体AIM増加用組成物」によって認められている
宮崎徹氏と株式会社ファンケルが、特許権者となっている「特許6864301血中フリー体AIM増加用組成物」は、L-シスチンが体内にて、フリー体AIM(活性化したAIM)が増加することが証明されています。
ただし、人とマウスでの試験結果であることから、猫にとっては必ずとは言えないものの、同じような作用の可能性があるということから、L-シスチンを含むフード類が注目されています。
「A-30」とは?
※[A-30]はシスチン、メチオニン、タウリンの3種のアミノ酸からなる独自組成です。
画像出典、引用:Amazon
「A-30」とは、マルカンが販売している「AIM30キャットフード」に、配合されているアミノ酸類のことで、腎臓や下部尿路に良いとされる「シスチン・メチオニン・タウリン」をマルカン独自の配合したものを言います。
配合量・配合割合などは不明ですが、AIM活性成分の「シスチン」、尿を酸性化することでpHを下げ、下部尿路疾患対策の「メチオニン」、様々な臓器や器官の健康を保つ「タウリン」を配合することによって、「めざせ猫人生30年」という願いを込めて「A-30」と命名されたのではないかと推測します。
よって「A-30」とは、特定の成分や物質を指す用語ではなく、マルカン独自の配合による「猫の長生きを願って作られたアミノ酸類」を指す、ということになります。
いなば「アミノ酸S18ちゅ〜るタイプ」の原材料にも「L-シスチン」が入っている
いなば forAIMペットフードシリーズ「アミノ酸S18ちゅ〜るタイプ」は宮崎徹氏の指導のもと作ったとの記載が、いなばのホームページにあります。
そしてそのいなばの forAIMペットフードシリーズ「アミノ酸S18ちゅ〜るタイプ」の原材料の欄に「L-シスチン」が表記されています。
「L-シスチン」と「シスチン」による違いは?
いなばの forAIMペットフードシリーズ「アミノ酸S18ちゅ〜るタイプ」には「L-シスチン」、マルカンの「AIM30キャットフード」には「シスチン」と表記のしかたが少し違います。
正直なところ厳密には分かりませんが、おおもとは、「製造メーカーなどは違うかもしれないが、L-シスチンが使われている」と思われます。
なぜかというと、人体を構成しているアミノ酸はすべて「L体(ここではL-シスチン)」であるという事実があるからです。
味の素株式会社のサイトにもそのようなことが書いたあり、また「特に指定がない限りL体を指す」という意味の文言が載っています。
マルカン「AIM30キャットフード」の詳細情報
ここからはマルカンより発売されている「AIM30キャットフード」についての情報を紹介していきます。
数ある種類から「室内成猫用フィッシュ」をピックアップして評価をしていきます。
原材料の評価と安全性
上記の内容が「室内成猫用フィッシュ」の原材料と成分値になります。
まず気になるのは、植物性たんぱく質を多く含む穀類などの原材料。
トウモロコシ、グルテンミール、小麦粉、乾燥おからなどが原材料欄の上位に表示されていることから、かなりの量の穀類が含まれていると推測できます。
おそらく「シスチン・メチオニン・タウリン」のA-30を含むキャットフードを製造するには、かなりのコストがかかるということから、比較的安価な原材料を採用したと考えられます。
しかし、他の原材料には、2018年のスーパーフードのトレンド予測の第一位になったアガリスクや、オメガ3脂肪酸や食物繊維を多く含むローストアマ二があり、栄養素を補足する原材料は充実しています。
他にも腸内健康に良いとされる、酵母や乳酸菌も含まれていて、猫の体にとって良い原材料はたくさん使用されています。
なのでなおさらメインの原材料が、原価の低いトウモロコシや小麦というのが残念でならないです。
成分値はかなりのヘルシー仕様、結石リスクは〇
タンパク質 | 32.8% | カルシウム:リン | 1.1:1 |
脂肪 | 10.6% | マグネシウム | 0.1 |
炭水化物 | 38% | kcal | 325kcal |
「室内成猫用フィッシュ」の成分値は、タンパク質が「32.8%DM」、脂肪量が「10.6%DM」となっていて、エネルギー量も「325kcal」と抑えられていて、ヘルシーな仕上がりとなっています。
結石リスクに関してはカルシウムとリンの量が「1.1%と1%」となっていて、マグネシウム量も「0.1%」と調整されていることから、設定phが分からないものの、結石リスクは低めとなっています。
しかし、やはり気になるのは「炭水化物量の多さ」。
原材料の穀類の多さが影響してか、炭水化物量が「38%」となっていることから、猫の消化器への負担が心配になります。
成分値の全体を通しての感想は、成猫から高齢猫のあまり活発に行動していない「室内猫」には向いていそうです。
ただしメインで与えるよりも、ほかのキャットフードと併用で与える向きのような気もします。
メインでもう一つキャットフードを用意して、動物性タンパク質がメインのキャットフードを与えながら、腎臓に配慮したこの「室内成猫用フィッシュ」を与えて健康を保つ。
このような与え方が、個人的には向いていると感じます。
「AIM30」のリンの量は?
AIM30キャットフードのリンの量は、成猫用のキャットフードにおいては種類が違っても、チキン味の場合は「0.9%」となっていて、フィッシュ味の場合は「1%」となっています。
しかしながら、AIM30キャットフードのリンの量は、ホームページに「約0.9%」に調整してあるという記載がありますが、フレーバーなどの種類によって違うので、注意するようにしてください。
上記の画像のように、全体を対象とした部分には「マグネシウム約0.085%、リン約0.9%、カルシウム約1.0%」と書かれていますが、種類ごとの個別ページやパッケージには、違う成分値が書かれています。
ただし、一般的なキャットフードと比べても、同等または低めの設定となっているので、リンの量が心配な方でも安心して与えることができます。
種類によって違う「リンの量」一覧
種類によって大差はないものの、猫の体調などによっては、気になる飼い主さんもいるはずです。
そこで、AIMキャットフード全種類のリンの量を載せておくので、選ぶ際の参考にしてください。
ただし、「商品の原材料変更」や「発表のない程度の微妙な変更」などの可能性があるので、最終的には飼い主さんが自分の目で確かめるようにしてください。
併せて、カルシウムとマグネシウム量も載せておきます。
商品 | リン | マグネシウム | カルシウム |
---|---|---|---|
室内成猫チキン | 0.9% | 0.085% | 1% |
室内成猫フィッシュ | 1% | 0.1% | 1.1% |
室内避妊去勢成チキン | 0.9% | 0.085% | 1% |
室内避妊去勢成フィッシュ | 1% | 0.1% | 1.1% |
11歳以上室内チキン | 0.9% | 0.085% | 1% |
11歳以上室内フィッシュ | 1% | 0.1% | 1.1% |
11歳以上室内避妊・去勢チキン | 0.9% | 0.085% | 1% |
11歳以上室内避妊・去勢フィッシュ | 1% | 0.1% | 1.1% |
15歳以上室内チキン | 0.9% | 0.085% | 1% |
15歳以上室内フィッシュ | 1% | 0.1% | 1.1% |
20歳を迎える室内チキン | 0.9% | 0.085% | 1% |
20歳を迎える室内フィッシュ | 1% | 0.1% | 1.1% |
仔猫チキン | ー | 0.086% 0.09% | ー |
仔猫フィッシュ | ー | 0.086% 0.09% | ー |
仔猫用については、リンの量とカルシウムの量が不記載でした。
「AIM30キャットフード」与える際の注意点
「AIM30」は食事療法食なの?
AIM30キャットフードは病気の治療や、悪化防止などのために与える「食事療法食」ではないため、間違って腎臓病などの療法食を与えている時に、自分の判断で与えてはいけない点があります。
特に、動物病院で診てもらった後に、専用の腎臓病療法食を紹介または購入して与えている時に、”その代わりにAIM30”を与えてはならないということです。
AIM30は通常のキャットフードの総合栄養食であるため、栄養素や成分値が一般的なキャットフードと同じになっているため、食事療法食の代わりにはならないので、決して与えることがないようにしてください。
「AIM30」はAIM製剤(くすり)とは違うの?
AIM30キャットフードはAIM製剤(くすり)とは、半分同じの可能性も有るが、まったくの別物と考えるのが無難です。
AIM製剤についてIAMの研究概要(iamaim.jp/outline/)を参考にして解説すると、AIM製剤には主に「2つのパターン」が考えられるということです。
「AIM自体を投与する」パターン
「AIM自体を投与する」というのは、猫は体内にあるAIMが活性化しづらい特徴があり、体内にゴミが溜まりやすくなっています。
そこに活性化できないため不足してしまう”AIM自体”を投与して補うということです(経口摂取不可)。
「AIMを活性化させる成分を投与する」パターン
「AIMを活性化させる成分を投与する」というのは、AIM自体は猫の体内にあるAIMを活用し、そのAIMを活性化(動けるように)にするための成分を体外から投与するということです(経口摂取可)。
そしてこの「AIMを活性化させる成分」には、AIM30キャットフードに含まれている「シスチン(L-シスチン)」も有効であるということが分かっています。
つまりAIM製剤の投与パターン1つと、AIM30キャットフードを与えるということは、半分合っていると言えるということです。
ただし、病気の進行具合や急性などの病態によって「AIMを活性化させる成分を投与する」パターンでは、間に合わない可能性があります。
なので現段階ではAIM30キャットフードは、あくまで予防的立場であり、またどこまで効果が表れるかは誰にも分からないのが現状です。
したがってAIM製剤とAIM30キャットフードは別物として、考えるのが無難だと言えます。
「AIM30」は何歳から?
AIM30キャットフードは、子猫から与えることができる「仔猫用」と、成猫以降に与えることができる「成猫用」があります。
仔猫用であれば、子猫のときから与えることができるので、ある意味「全年齢対応のキャットフードシリーズ」といえます。
11歳錠や15歳以上などの年齢別の種類も用意されているので、自分の愛猫に合った種類のAIM30キャットフードを与えるようにしましょう。
AIM30シリーズの種類について(総合栄養食・おやつ・サプリ)
AIM30キャットフードは多数の種類が存在します。
年齢別や猫の状態別などがあるので、ここでは簡単に種類を紹介していきたいと思います。
詳しい詳細な内容を知りたい方は、公式サイトも併用してご覧になるようにお願いします。
総合栄養食の「AIM30キャットフード」の種類
全体を通しての感想は、あまり極端に調整されていないという印象です。
ほかのキャットフードでは、子猫用でタンパク質40%、成猫用で35%など結構な差をつけている商品が多いですが、このAIM30キャットフードではそこまで大きな差はつけていない感じです。
エネルギー量も成猫からシニア用まで、ほとんど一緒となっています。そのほかの抗酸化成分などで、年齢などに調整はされていますが、もう少し差があったほうが、猫の年齢別には合う気がします。
しかしながら一番の魅力の「A-30」は、この商品にしかないので、そこを試したい場合はこの「AIM30キャットフード」一択で決まりです。
おやつの「AIM30 カリッとトリーツ」の原材料と種類
Pickupでサーモン味の原材料
とうもろこし、グルテンミール、チキンミール、動物性油脂、チキンレバーパウダー、ビーフミール、ポークミール、小麦粉、フィッシュエキス、ローストアマニ、セルロース、加工油脂、まぐろパウダー、ビール酵母、おからパウダー、鮭エキスパウダー、白身魚ミール、乳酸菌、アガリクス、クランベリー、セサミン、アミノ酸類(シスチン、メチオニン、タウリン)、ミネラル類(Na、Cl、Ca、P、K、Zn、Fe、Cu、Co、Mn、I)、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、K3、コリン、ニコチン酸、パントテン酸、ビオチン、葉酸)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブ抽出物)
おやつの「サーモン味」の原材料になります。
一番重要な「A-30アミノ酸」のシスチン、メチオニン、タウリンはしっかりと配合されているので、安心して与えることができます。
そのほかの原材料には、おやつにしてはしっかりと、乳酸菌やアガリスク、クランベリーなどが含まれているようです。
腎臓の健康維持にはうってつけのおやつと言えそうです。
サプリ「AIM30サプリメント」の原材料と効果
かつお粉末、デキストリン、アミノ酸類(シスチン、メチオニン、タウリン)
タンパク質 | 30%以上↑ | 灰分 | 8.5%以下↓ |
脂肪 | 4.5%以上↑ | 水分 | 10%以下↓ |
粗繊維 | 1%以下↓ | kcal | 320kcal |
AUIM30サプリメントの原材料と成分値はこのようになっています。
特に気になる点はなく、問題はないかと思います。
原材料のデキストリンは、様々な食品の原材料に使用されていて、主な効果としては適度なとろみを付けたり、食品同士の結合や凍結乾燥食品の形を維持、粉末食状の食品をサラサラにし形状を保つなどがあります。
具体例としては有名な「新ビオフェルミンS」などがあげられます。
下記の画像はビオフェルミン製薬の公式サイトにある配合成分の情報です。
マルカン独自の「A-30」であるアミノ酸類(シスチン、メチオニン、タウリン)もしっかりと含まれている
AIM30サプリメントの、メインの原材料でもあるAIM活性成分を含んだ「A-30」も、しっかりと含まれています。
まあ、当たり前ですがこれらが含まれていないと、ただのかつお風味の粉末なので…。
AIM30サプリメントのメリットは「今のフードに添加できる」
AIM30キャットフードの場合は、好みなどがあり食べてくれないなどの問題が発生しますが、このAIM30サプリメントであれば、今使っているキャットフードを変えずに与えることができます。
今与えているキャットフードを変えないでいいということは、食いつきがいい今のキャットフードを使用したままで、「AIM活性成分を含んだA-30を摂取できる」というのが、このサプリの最大のメリットです。
かつお風味の粉末をかけることになるので、多少の風味は変わるかもしれませんが、AIM30キャットフードを食べてくれなかった時には重宝します。
また、AIM30キャットフードの原材料や成分が気に入らないといった場合も、今の良質な原材料や成分のキャットフードを使いながら、「AIM活性成分」も取り入れることができるという、いいとこ取りもできちゃいます。
AIMサプリメントのデメリットは「今のところあまりない」と思われる
AIM30サプリメントのデメリットは、今のところ見当たりません。
強(し)いて言うなら、「出費が増える」「燃えるごみとプラゴミが増える」「振りかける手間が増える」などがあります。
そのほかにも、もしAIM30サプリメントの粉末のことを、愛猫が大好きすぎた場合は「AIM30サプリメントが無いと食べてくれなくなる」なんてことも考えられます。
まあ、そこまでの心配はいらないと思われますが、与える量やタイミングを猫の好みや状態に合わせて変えるといった、自分の家の環境に合わせて変化させながら与えることも検討しましょう。
ちなみに与える量は「1日1本を目安に」と書かれているので、体内の良い影響に期待できるからと言って1日に100本や1000本も与えるのはやめたほうが良いでしょう。
AIM30キャットフードの口コミ評判を調査!
ここでは主に食いつきに関する口コミを調査してみました。
成分については「あてにならない口コミの可能性」「サクラと思われる口コミの可能性」など、誤った口コミによって、AIM30キャットフードを買う・買わないといったことを防ぐためです。
成分の効果は、今すぐに分かることではないです。長期間、与えてみないと実際のところは分からないので「食いつきに関する口コミ」のみと致しました。
ご了承ください。
良い口コミ
我が家の猫は良く偏食をするので、食べてくれるか心配でしたが、何の問題もなくパクパク食べてます。
フィッシュタイプが好みのようです。粒も小さめで食べやすい様です。
効果はまだわかりませんが、少しでもウチの猫の健康につながればと継続の予定です。
話題の成分で、継続して食べさせたいと思って購入。まあ、とりあえずは食べてくれる感じです。今のキャットフードとAIM30を割合を変えながらやっていきたいと思います。
私が飼っていた猫は、腎臓病が原因で亡くなっています。今いる猫には腎臓病にならないようにしたいと考え与えてみました。おいしいようで他の腎臓ケアフードより、よく食べてくれます。同じものを続けて食べない猫なので他のキャットフードと合わせて利用しながら、継続して購入したいと思います。
悪い口コミ
30年生きてほしいと思い、AIM30に。でも以前から食べているフードの方が好みなのか、あまり食べてくれませんでした。試しにAIM30だけを与えてみても全然ダメでした。我が家の猫でも食欲が出るにおいを期待します。
AIMに以前から興味を持っており、AIM30キャットフードの商品の発売を待ち望んでいました。
我が家には3歳のメインクーンがいて、長生きをして欲しいと思い、躊躇なく購入を決めました。
長年食べつけたキャットフードとの違いを認識してか食いつきはイマイチですが、徐々に食べ慣れてくれると期待しています
療法食じゃないので食べてくれると思っていましたが、食べて欲しい子が全然食べてくれず他の子は食べてくれました。とても残念です。
AIM30キャットフードの口コミ評判まとめ
食いつきに関しての口コミ評判を調査しましたが、結果としては「7~8割食べる、2~3割食べない」といった感じで、比較的食べる口コミが多かったです。
中には、この商品をどうしても食べさせたいから、「とりあえず食べる」や「何とか食べてくれる」などの、やや食いつきが悪い感じの口コミもありましたが、食べてくれるという意見が多かったのは確かです。
食べてくれるかは完全に、「猫ちゃん次第」なので、食べてくれるように祈りながら、いろんなフレーバーを試してみてはいかがでしょうか。
おやつを与えてみるという選択肢もあるので、興味のある方はぜひお試しあれ。
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※価格はすべて税込みです
AIM30キャットフードの最安値は「Amazonでの購入」になっています。
ただし高額な転売品などもあるため、販売欄をよく確認してから購入することをおすすめします。
心配な方はホームセンターやペットショップなどでも市販されているので、そちらで購入するという手段もありです。
また手軽に試したいという方は「お試し80g」という種類があるので、そちらをお試しください。
「お試し80g」を購入する場合は、ネットでの購入は送料が無料でない場合があり、市販されている店頭での購入がお得になる場合があるので、そちらも検討してください。
お試し品は、人によってどこで購入するのがお得かが、変わってきますので、よく確認してから購入するようにしましょう。
AIM30キャットフードのよくある質問と回答
「AIM30」は腎臓病を直せるの?
残念ながらAIM30キャットフードには、腎臓病になった猫に対して、腎臓病の病態を健康な状態へと変化させる効果はありません。
あくまで予防的効果に期待できるだけであって、腎臓病になっていしまった猫の腎臓はAIM30キャットフードでは元に戻すことはできません。
ただし腎臓病になる前から与えることで、腎臓病の原因となるゴミを減らせる効果に期待できることから、腎臓病になるリスクは減らせる可能性があります。
「AIM30」は腎臓病の進行を遅らせるの?
AIM30キャットフードに腎臓病の進行を遅らせる効果は「現時点ではない」と思うのが無難ということです。
IAMのコラムに宮崎徹氏による、次のような文章があります。
下記に抜粋します。
L-シスチンの予防効果や軽度の腎臓病の抑制効果を臨床試験で確かめるのには数年間かかってしまうことが予想されます。もちろん、臨床試験を経ての療法食としての開発も並行して進めていますが、私たちの手によるきちんとした科学的なエビデンスに基づいて開発したものですから、まずは一般食として、自信をもって製品化した次第です。
軽度の腎臓病抑制効果について(iamaim.jp/column/)
このように書かれています。
この内容から読み取れることは、宮崎徹氏の「L-シスチンには軽度の腎臓病の抑制効果に期待しているが、結果が出るのは数年後なので、一般食(療法食以外)として出して、できるだけ早く多くの猫を助けたい、飼い主さんも救いたい」という思いが読み取れます。
したがって現時点では、「軽度の腎臓病であれば期待できる可能性があるものの、進行を遅らせるとは言い切れない」ということです。
また、配合する「L-シスチン」の量や取り込んだ状態、一緒に食べた成分との相性などもあるため、基本的には「軽度の腎臓病を遅らせる効果はない」と考えるのが妥当であるという結論です。
「AIM」を活性化させるキャットフードは?
2023年4月時点では、マルカンの「AIM30キャットフード」といなばの「アミノ酸S18ちゅ〜るタイプ」が、メーカーが商品の外装などにAIMをうたって販売しています。
今のところ「L-シスチン」がどのような状態で含まれていて、どのような原材料と配合されていれば「AIMを活性化させる」と言えるかは分かりません(個人的に)。
シスチン自体は穀類や肉類など、様々な食材に含まれているため、ある意味シスチンだけで言えば「すべてのキャットフードがAIMを活性化させる」と言えてしまいます。
しかし、そうならないのはもちろん意味があると思われるので、現時点ではマルカンの「AIM30キャットフード」といなばの「アミノ酸S18ちゅ〜るタイプ」が「AIMを活性化させる効果に期待できる」と言えます。
最後に注意点として、もしキャットフードの製造や販売をしているメーカーの「ホームページ」や「パッケージ」などに安易に「シスチンが入っています」などと言った書き込みを見かけた場合は、あまり気にしないようにしましょう。
今のご時世の中でそのような、誰かをだますような表記をしているメーカーは「信用しないほういい」かもしれません。
・・・が、その辺の判断は個人の判断でお願いします(私は関係ありませんw)。
AIM30キャットフードのデータ
室内成猫用フィッシュ
主原料 | トウモロコシ・グルテンミール | C |
主原料のタンパク質 | 植物性 | C |
タンパク質(DM:乾物ベース) | 32.8% | B |
脂肪(DM) | 10.6% | C |
繊維(DM) | 4.4% | - |
灰分(DM) | 10% | - |
水分 | - | - |
炭水化物 | 38% | C |
カルシウム・リンの量 | 1.1%・1% | B |
カルシウム:リンの比率 | 1.2:1 | |
マグネシウム | 0.1 | 〇 |
着色料 | なし | A |
香料 | なし | A |
酸化防止剤 | なし | A |
オメガ6:オメガ3 | - | - |
AAFCO及びFEDIAFが定める規則 | 〇 | - |
対象年齢 | 1歳~ | - |
代謝エネルギー(100gあたり) | 325kcal | - |
グレインフリー | - | - |
サイズバリエーション | 80g、600g、1.2kg |
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