おまじないの歌
たち別れ いなばの山の 峰に生ふる
まつとし聞かば 今帰り来む
たちわかれ いなばのやまの みねにおふる
まつとしきかば いまかえりこむ
方法:歌を短冊に書き、皿を伏せてその下に置いておく。帰ってきたら下の句を燃やす。
「猫が脱走してしまった」
猫を飼っていてとてもショックな出来事の一つです。愛猫のことを愛していればなおさら…。
今回はそんな時に少しでもお役に立てればと、おまじないの方法をまとめてみました。
「信じていればきっと帰ってきます」
ここでは「定番のおまじない」から「具体的なおまじないの方法」までを紹介したいと思います。
マタタビに関する情報を知りたい方は、【マタタビの使用方法と注意点】猫の脱走にはマタタビを焚くと効果あり!?でくわしく解説しています。
別れの歌は信じる歌
↑この画像はどんな画像に見えますか?
- 悲しい心で創造した人は切ない空
- 希望に満ちた心で創造した人は希望の光
この世のものは「自分の心」次第ではないでしょうか?
たち別れ いなばの山の 峰に生ふる
まつとし聞かば 今帰り来む
この歌は中納言行平(在原行平)の和歌で、百人一首にも選ばれています。
実際には別れを惜しむ歌とされていますが、昔から分かれた人や動物に戻ってきてほしい時におまじないに使われていたとも言われています。
私はこう思います。
作られた背景、状況も大切だが、その人が信じていれば、それでいい。
どんな出来事も「思う心が大切」だと思います。
大切なことは「信じること」、そうすればきっと願いは叶います。
猫が脱走した時のおまじないの方法3つ
① 歌を詠む
たち別れ いなばの山の 峰に生ふる
まつとし聞かば 今帰り来む
(たちわかれ いなばのやまの みねにおふる
まつとしきかば いまかへりこむ)
意味:お別れをしなければならないが、待っていると聞けば、すぐにでも帰る
この歌は別れの時に詠んだ歌とされています。
私としてはこう解釈します。
解釈:やむを得ず(仕方なく)お別れとなってしまうが、また会いたいと願ってくれれば、必ずまた会える。
だから「信じて待っていてほしい」。
現状と心の葛藤を表現している歌です。
この歌を愛猫のことを思い浮かべながら詠み、信じて待ちましょう。
「必ず戻ってきます」
② 歌を短冊に書く
たち別れ いなばの山の 峰に生ふる
まつとし聞かば 今帰り来む
この歌を短冊に書き願います。
「お願い!戻ってきて!!」と…。
愛猫のことを思い浮かべながら書けば、きっと戻ってきます。いいえ…………
「必ず戻ってきます!」
そして戻ってきたときには下の句『まつとし聞かば 今帰り来む』を燃やします。
③ 歌を短冊に書き、皿を伏せてその下に置いておく
たち別れ いなばの山の 峰に生ふる
まつとし聞かば 今帰り来む
この歌を短冊に書き、いなくなってしまった猫の食器の皿を伏せてその下に置いておきます。
何度も、何度も願いながら…。
そうすればきっと「戻ってきます」。
絶対に…、
「必ず戻ってきます」
必ず………。
まとめ
愛猫がいなくなった時は寝てもいられず、つらくて、不安で、心が壊れそうではないかと思います。
そんな時でも決して忘れないでください。
「信じれば、きっと会えます」
「必ず戻ってきます!!」
飼い主さんに幸せな猫生活が戻りますように願っております。