【252種を独自調査】安くて安全なキャットフードおすすめ8選【市販品】

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【252種を独自調査】安くて安全なキャットフードおすすめ8選【市販品】

愛猫には長生きしてほしい…」

猫を飼っている方の共通の想いではないでしょうか?

でも良いキャットフードは、どうせ高いのばかりだから…

いいえ、そんなことはありません。確かに市販されていないネットでしか買えないプレミアムキャットフードは、原材料もいいものを使っていて健康に考えつくされているものばかりです。

しかし市販されている商品の中にも、ちゃんと猫の健康のことを考えられているキャットフードはあります。

しっかりとした基準で絞り込むことが重要

この記事では「全303種類」のキャットフードの中から、市販品の252商品に限定し、安全性を考慮してランキングを作成しています。

市販品の中でコスパのいい商品を探して、愛猫に合ったキャットフードを探していきましょう。

この記事で分かること

  • 安全なキャットフードの選び方
  • 市販品のキャットフード選びの注意点
  • 252種類を比較した市販品の中で安全なキャットフード

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Contents
  1. 安全なキャットフードとは?
  2. 安全なキャットフードの見分け方の3つのコツ
  3. おすすめの市販品キャットフードは厳選8種類
  4. 安全性を加味した独自基準と絞り込んだ手順
  5. 安全なキャットフードの選び方【市販品】
  6. 絞り込み①【腎臓病リスク、尿石リスクの低減】カルシウムとリンのバランス、マグネシウム量が適正な商品を選ぶ
  7. 絞り込み②【発がん性リスク、病気リスクの低減】着色料や香料、酸化防止剤が無駄に使われていない商品を選ぶ
  8. 絞り込み③【健康にいい成分バランス】タンパク質量や脂肪量、炭水化物量が適正量な製品を選ぶ
  9. 絞り込み④【食性に合った原材料の使用】主原材料のタンパク質が適正な商品を選ぶ
  10. 4つの基準で絞り込んだ「市販品で安くても安全なキャットフード」は8商品

安全なキャットフードとは?

安全なキャットフードとは?

安全なキャットフードは、猫の体への悪影響が気になる原材料が不使用で、成分などの詳細な情報も開示されています。

悪影響が気になる原材料には、猫にとって必要のない添加物や正体不明の品質が良くない原材料があります。

添加物は猫にとっては必要のないもの

添加物の多くは人間側の都合で使われていることが多く、猫にとっては必要のないものばかりです。

例えば酸化防止剤は、人間が長期保存しながら与えたいというニーズがあり使用されています。またメーカー側も販売経路や在庫保管時に傷まないようにといった意味もあります。

猫にとっては全く必要としない成分で、できるだけ入っていない商品が望ましいです。

香料や着色料も同じように人間側の都合があり、猫にとっては必要としていない原材料で、できるだけ摂取しないことが推奨されます。

使用されている着色料は安全性が認められているが・・・

キャットフードに使用されている着色料は、世界中の試験結果やデータをもとに安全性が確認されているものばかりです。

「ということは…、入っていても安全ってこと?」

…と思われるかもしれませんが、実はそうとも言い切れません。

現在使用が認められていない添加物の中には、過去には"普通に使用されていた"ものも結構あり、アカネ色素もその一つになります。

アカネ色素の発がん性は無いとされていた過去がある

アカネ色素はかつて発がん性が無いとされ、天然の着色料として食品添加物に使用されていました。

しかしその後の再試験の結果、腎臓への発がん性など認められ、現在では食品添加物には使用できなくなったという過去があります。

今、使用が認められている添加物も、明日使用が認められているとは限らないということです。

安全なキャットフードの見分け方の3つのコツ

ここでは安全なキャットフードの見分け方のコツについて解説していきます。

「なるほど!知らなかった」なんて項目もあると思うので、愛猫のために一緒に学んでいきましょう!

① 拡大表示されている文言だけを信用しない

よくパッケージに、イラストなどと一緒に大きく表示されている説明文があります。

例えばこんなやつ↓

下部尿路に配慮

これを見ると「下部尿路に配慮していて安心だな」と感じる方が多いと思われますが、実はそれほど配慮されていない場合もあるんです。

メーカーによって表示している基準が違う

決して"嘘を表示している"訳ではなく、メーカーによっては主力の商品に比べて、いつもより配慮している場合に記載していることがあり、他のメーカーの通常の商品より下部尿路のケアが不足しているなんてことが考えられます。

そのため表示されている文言をそのまま鵜呑みにするのではなく、しっかりと自分の目で「成分値」を確認することをおすすめします。

自分で成分値などの細かいことが分からない人は、パッケージやホームページなどに、根拠となるデータを示しているかも判断材料になるので参考にするようにしましょう。

② 信ぴょう性のないNo.1表記に注意

No.1表記に注意しよう

「〇〇でNo.1」という表記を見かけたら、その調査内容をよく確認するようにしましょう。

特に調査数が500以下など少ない場合は、たいした信ぴょう性は無いかもしれません。また調査対象が身内の場合やあいまいな場合も、簡単な調査しかしていない効能性も有るので注意しましょう。

③ 都合のいい情報だけを開示している場合は注意

成分値表記

キャットフードには表示しなければならない最低限の成分値が決められています。

もしそれら以外の成分値が公表されていない時、最悪の場合は公表をあまりしたくない数値の場合があるので、自分の目でメーカーなどにしっかりと確認してから購入するようにしましょう。

愛猫に合ったキャットフードを選択しよう

安全なキャットフードを選ぶ時は、様々なことに注意をしなければなりませんが、忘れてはならないのは、愛猫の好みを無視した選択は不可能であるということです。

どんなに良いキャットフードでも、愛猫が食べてくれなければ始まりません。また無理やり食べさせたとしても、その暮らしは幸せとは言えないものになってしまいます。

やはり最終的には愛猫が喜んでくれる中で、一番おいしそうに食べてくれるフードを選ぶことが、猫にとっても飼い主さんにとっても最良で幸せな選択となるでしょう。

おすすめの市販品キャットフードは厳選8種類

まず、絞り込んだ8商品を紹介すると、

  • ピュリナワン下部尿路の健康維持 F.L.U.T.H.ケア サーモン&ツナ
  • ピュリナワン美味を求める成猫用 チキン
  • ピュリナワン美味を求める成猫用 サーモン&ツナ
  • サイエンス・ダイエット減量サポート
  • 銀のスプーン 三ツ星グルメお魚味クリーム
  • 銀のスプーン 三ツ星グルメお魚味クリーム まぐろ味レシピ3種のアソート
  • 銀のスプーン 三ツ星グルメお魚味クリーム お魚・鶏ささみレシピ3種のアソート
  • 銀のスプーン 三ツ星グルメお魚味クリーム 10歳頃から

これらの8商品になります。

なぜ、これらの商品が良いかについては、記事内で解説していきます。

安全性を加味した独自基準と絞り込んだ手順

絞り込んだ基準と手順はこちら。

  • 【腎臓病リスク、尿石リスクの低減】
    • カルシウムとリンのバランス、マグネシウム量が適正な商品を選ぶ
    • ⇒カルシウム:リン「1~1.5:1.0」マグネシウム量「0.1以下」
  • 【発がん性、病気リスクの低減】
    • 着色料や香料、酸化防止剤が無駄に使われていない商品を選ぶ
    • ⇒着色料と香料、合成酸化防止剤が「不使用」
  • 【健康にいい成分バランス】
    • タンパク質量や脂肪量、炭水化物量が適正量な製品を選ぶ
    • ⇒タンパク質量「31.1~40%(DM)」脂肪量「13.1~20%(DM)」炭水化物量「34.9%以下」
  • 【猫の食性に合った原材料の使用】
    • 主原材料の内容や開示性、タンパク質の種類が適正な商品を選ぶ
    • ⇒主原材料のタンパク質が「動物性タンパク質」

この4つの基準をもとに、最も重要な【腎臓病リスク、尿石リスクの低減】から絞り込んでいきます。

重要度が高い基準を優先的に

次いで【発がん性、病気リスクの低減】について、【健康にいい成分バランス】、【猫の食性に合った原材料の使用】を順番に絞り込んでいきます。

その結果、残った商品が上記の8商品になりました。

なぜこの基準で、この順番に絞り込んだかは下記で解説しているので、興味がある方はご覧になってください。

安全なキャットフードの選び方【市販品】

本当に良いキャットフードとは

一般的に言われている安全なキャットフードとは、ネットのみで売られている高価なプレミアムキャットフードと呼ばれているものです。

しかしそんな高価で特別なキャットフードは買えないけど、できるだけいいものを選びたいというのが本音でしょう。

品質も大事…、でも、お金も大事

そこでここでは「市販品」に限定した選び方を紹介していきます。市販品には市販品なりの選び方があるのでキャットフード選びに役立てていただけると幸いです。

市販品のキャットフード選びのポイントは2つある

市販品の安全なキャットフード選びのポイントは「優先順位をつける」そして「消去法で絞り込む」この2点です。

【市販品】キャットフード選びのポイント

  • 優先順位をつける
  • 消去法で絞り込む

詳しく解説します。

優先順位をつけるとは、安い商品の中から「猫が健康で長生きするために必要な成分を選択」すること

すべての成分において、より良いものが含まれている商品を選びたいところですが、市販品の場合は価格を安めに設定している商品が多いため、優先順位を付けなければなりません

人の生活で例えると分かりやすいです。

お金さえかければ、よりおいしく健康にいい食物を手に入れられるけど、使える金額の中でやりくりとすると思います。

「無添加の食べ物は体にいいけど価格が高いから手が出せない」「ブランド牛はおいしいけど高すぎるから輸入豚肉を」なんて選択をしませんか?

また医療についても費用を掛ければ最先端の治療を受けられるけど、そんな費用は出せないといったことが当てはまると思います。要は無意識に私たちは優先順位をつけて選択しているということです。

生活のためには、節約は必須

安い製品を選ぶということは、何かをあきらめて、何を優先するかを決めなければなりません。この考え方を市販品のキャットフードにも当てはめて考えていく必要があります。

もっとも重要な成分は「腎臓の病気」に関する成分

ここに猫の死亡原因になる病気のデータがあります。

このデータの2位に腎不全(腎臓病)があります。1位のがんについてはなかなか自分たちではコントロールが難しいところではありますが、腎臓に関しては猫の食生活が大きく関係してきます。

海外でのデータでも腎臓病が死因の上位にきています。

上の表のランク2の項目に「renal disorder」があり、訳すと腎機能異常、腎疾患と訳せます。

いかに猫が長生きするためには腎臓のケアが重要だということが分かります。

猫は腎臓の疾患と隣り合わせ…

そしてその腎臓ケアの中で食事の管理(キャットフード)で可能で、私たちにとって最も身近なものは「結石予防」です。

腎臓病の要因の一つに「結石」がある

腎臓病は様々な理由によって腎臓がダメージを負ってしまって進行してしまう病気です。

ストルバイト結石やシュウ酸カルシウム結石などの結石ができてしまうと、尿をスムーズに排出することができずに尿がたまってしまいます。

すると腎臓に負荷がかかってしまい、腎臓へダメージを与えてしまうことも…。

結石の予防が大切だね

人においては、症状が出ていなくても小さな無症状の腎結石があると、尿路結石へとつながってしまうこともあるといいます。いかに腎臓に負荷をかけないキャットフードを選ぶことが重要になってきます。

参考

【市販品】私がおすすめする安全なキャットフード選びの優先順位

当サイトの「【300種類を徹底比較】おすすめキャットフードランキング|安全な猫の餌は?」でも採用している、私がおすすめする安全なキャットフード選びの基準になる優先順位はこちらです。

最重要【腎臓病リスク、尿石リスクの低減】カルシウムとリンのバランス、マグネシウム量が適正な商品を選ぶ

重要【発がん性、病気リスクの低減】着色料や香料、酸化防止剤が無駄に使われていない商品を選ぶ

他①【健康にいい成分バランス】タンパク質量や脂肪量、炭水化物量が適正量な製品を選ぶ

他②【猫の食性に合った原材料の使用】主原材料の内容や開示性、タンパク質の種類が適正な商品を選ぶ

この4つの基準が重要だと考えています。

特に上位2つの最重要項目と重要項目はキャットフードを選ぶ際に基準に入れておきたい必須項目です。

このあとではこの基準をもとに市販品のキャットフードを、実際に消去法で絞り込んでいきます。

この先から、ちょっと難しくなるよ

絞り込み①【腎臓病リスク、尿石リスクの低減】カルシウムとリンのバランス、マグネシウム量が適正な商品を選ぶ

マグネシウム量は0.1以下で尿石予防

まずは最重要項目の「【腎臓病リスク、尿石リスクの低減】カルシウムとリンのバランス、マグネシウム量が適正な商品を選ぶ」の基準で絞り込んでいきます。

基準はこちら

基準

カルシウム:リンのバランスが
「1~1.5:1.0」

マグネシウム量が「0.1以下」

カルシウムとリンのバランスを1以上(Ca≧P=1.0)保つことが重要

リンの量が上回ってしまうと血中カルシウム量が不足し、骨の成分からカルシウムと補充しようとします。すると骨の大切な成分であるカルシウムが減ってしまうため骨がもろくなってしまいます。

また、最近では一部の無機リン酸(短時間水溶リン)が量とバランスによって腎毒性を持つ※※ことが分かっています。このことからカルシウムとリンのバランスを1以上(Ca≧P=1.0)保つことが重要です。

AAFCO基準ではバランスは (Ca)1.25~1.5:(P)1.0

AAFCO基準ではカルシウム、リンのバランスは (Ca)1.25~1.5:(P)1.0あたりが良いとされています。これはAAFCOの最低摂取基準量から算出することができます。

AAFCO基準量

カルシウム:リン

成長期 1.0:0.8

成猫  0.6:0.4

成猫のAAFCO基準量を2倍すると「1.2:0.8」になります。成長期、成猫期ともにカルシウムはリンの1.25~1.5倍程度ということが分かります。最低摂取量は年齢で違っていますが、バランスはほぼ同等と言えます。

マグネシウム量は0.1以下を推奨

猫の平均尿pHが6.6を上回った場合ストルバイト結石のリスクがあることから、0.1%DM以下にすることがより安全となるため、推奨されています。

カルシウムリンのバランスマグネシウム量はメーカーの開示性という"消費者目線での基準"も考慮しているため、ホームページ上に載っていない場合も除外対象としています。

参考

難しいけど、大切なことばかり

ネット商品を含めた303商品の比較はこちらから↓

成分で比較!おすすめキャットフードランキング
【成分を独自比較】安全で本当に良いキャットフードランキング【300種超】

続きを見る

全303商品の中で、絞り込む前の市販品の商品は次の「252商品」です。

絞り込み②【発がん性リスク、病気リスクの低減】着色料や香料、酸化防止剤が無駄に使われていない商品を選ぶ

猫の見える風景と人間に見える風景の比較(色覚の違い)
猫と人間の景色の見え方の違い
画像元:How Cats See The World

つぎに重要項目の「【発がん性リスク、病気リスクの低減】着色料や香料、酸化防止剤が無駄に使われていない商品を選ぶ」の基準で絞り込んでいきます。

基準はこちら

基準

着色料と香料が「不使用」

合成酸化防止剤が「不使用」

猫に着色料は意味がない

猫は錐状体が2種類しかない「2色型色覚」です(人間は3色型色覚)。2色型色覚の特徴は「赤色」を認識できません。

猫の2色型色覚の見え方
猫と人間の見える色の比較
画像元:How Cats See The World

キャットフードでよく使われている赤茶系、を主とする着色料はムラなどをなくして見た目をよくするために使われているものです。

そのため着色料は意味がありません。

赤系統は、ほとんど見えていないんだ

着色料の中でも合成着色料と区分される〇〇号類の着色料を除外対象として、天然系の着色料は発がん性のリスクは低いことから、除外対象にはしていません。

香料を使用しているキャットフードは調査した中ではなかった

香料については使用しているキャットフードはありませんでした。そのため特に除外となるキャットフードはありません。

香料不使用、よし!

酸化防止剤の中には発がん性が確認されている種類が存在する

エトキシキン、BHT、BHAと呼ばれる酸化防止剤は、大量に摂取すると発がん性や変異原性、催奇形性があることが確認されています。

ちょっと怖い話だね

使用量に関しては「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」(ペットフード安全法)によって上限値が決まられているため、安全性に関しては大丈夫だとされています。

しかしながら猫にとっては不必要である点と、長生きという観点から見て、猫の死因の1位はガンというデータもあるため「できるだけ避けたい成分」と判断しています。

絞り込み③【健康にいい成分バランス】タンパク質量や脂肪量、炭水化物量が適正量な製品を選ぶ

タンパク質、脂肪、繊維、灰分、炭水化物の理想的な成分バランス

つぎに他①の【健康にいい成分バランス】タンパク質量や脂肪量、炭水化物量が適正量な製品を選ぶの基準で絞り込んでいきます。

基準はこちら

基準

タンパク質量が「31.1~40%(DM)」

脂肪量が「13.1~20%(DM)」

炭水化物量が「34.9%以下」

適正なタンパク質量はストルバイト尿石のリスク低減につながる

オシッコ後の大きい猫砂のかたまり

タンパク質がしっかりと含まれているキャットフードを食べると体内で尿量の増加につながり、尿の濃さが一定以上になるのを防ぐことができるため、ストルバイト尿石の結晶化を防ぐ効果に期待できます。

また尿のpHの低下も起こり、ストルバイト構成イオンの濃度積であるSAP(Struvite Activity Product)の低下にもつながり、ストルバイトの結晶化を予防する効果にも期待できます。

適切にタンパク質を摂取することが大切

適正なタンパク質量は便秘予防に期待できる

タンパク質がしっかりと含まれているキャットフードを食べると、血中尿素が増加し血漿浸透圧が上昇するため、飲水量と尿量が増加につながり、慢性便秘の予防に期待できます。

慢性便秘は発がん性物質の亜硝酸塩やニトロソアミン産生の要因となる可能性があるため、便秘を予防することは長生きをするうえで重要な要素の一つとなっています。

適正な脂肪量は結石予防に期待できる

脂肪がしっかりと含まれているキャットフードを食べると、食べる量自体が減ってくる傾向にあります(長期的に見ると一定量のエネルギーを摂取すると考えられている)。

すると必然的にうんち量が減り、本来うんちと一緒に排出される水分量が、尿の水分量にシフトするので尿量の増加、そして尿濃度の低下につながるので、尿石予防に期待できます。

高エネルギーフードは結石予防につながるんだね

炭水化物量の摂取を控えると尿石リスクの低減に期待できる

炭水化物を摂取するとデンプンや不溶性食物繊維が含まれていることがあり、そのデンプンや不溶性食物繊維には塩酸不溶性尿沈渣濃度を上げる作用があります。

このことはストルバイト尿石のリスクへとつながってしまうため、炭水化物の摂取を控えることでストルバイト尿石のリスクを低減することに期待できます。

炭水化物は取りすぎに注意!

タンパク質と脂肪は適量は必要だが、室内飼いがメインの現代では多すぎても良くない

室内でくつろぐ猫

上記に記載されている内容だとタンパク質と脂肪は多ければ多いほど良いと捉えがちです。

しかし、猫の飼育状況の8割の人が完全室内飼いをしている現代においては、多すぎてもエネルギー過多となり、肥満や病気のリスクを高めてしまうことに繋がります。

体に良いからと言って、取りすぎはダメ!

よって上限値をそれぞれ「タンパク質=~40%まで」「脂肪=~20%まで」と設定しました。この基準は303種類のキャットフードの成分を調べた中で、おおよその数値を設定してあります。

参考

絞り込み④【食性に合った原材料の使用】主原材料のタンパク質が適正な商品を選ぶ

ハッピーキャットアトランティックサーモン内容の状態

最後に他②の【健康にいい原材料の使用】主原材料の内容や開示性、タンパク質の種類が適正な商品を選ぶの基準で、市販品の中で安全で安く低入れることができるキャットフードを選定していきます。

基準はこちら

基準

主原材料のタンパク質が「動物性タンパク質」

動物性タンパク質は必須アミノ酸がバランスよく含まれている

猫とタンパク質 超重要な必須アミノ酸とは?

猫が健康に暮らしていくためには、必須アミノ酸をバランスよく摂取しなければなりません。

必ず必要だから、「必須」と言われているよ

そしてその必須アミノ酸は肉類・魚類などの動物性タンパク質の原材料にバランスよく含まれていて、その必須アミノ酸がどの程度バランスよく含まれているかを示す指標に「アミノ酸スコア」という指標があります。

人対象のアミノ酸スコア※※

【動物性タンパク質】 鶏卵 100 牛肉 100 鶏肉 100 豚肉 100 あじ 100 いわし 100 さけ 100 まぐろ 100
【植物性タンパク質】 精白米 61 パン 44 じゃがいも 73 とうもろこし 31

※100に近いほどバランスが良い

参考:【厚生労働省】

特定保健指導の実践定期指導実施者育成プログラム (mhlw.go.jp)

ここで示しているのは"人"用のアミノ酸スコアで、猫の必須アミノ酸と人の必須アミノ酸は少し違うため100%バランスがいいとは言えません。

しかし、それでも多くの必須アミノ酸が共通しているため、アミノ酸スコアが高い=猫の必須アミノ酸のバランスもいい傾向にあると言えます。

動物性タンパク質は、必須アミノ酸が豊富

動物性タンパク質は猫の食性に合っている

猫は元々、完全肉食動物として野生のネズミなどを取って栄養源としていました。野生のネズミなどは動物性タンパク質が豊富なため、猫の食性に合ったタンパク質は動物性であると言えます。

植物性タンパク質(穀類など)が完全にダメというわけではないですが、猫の体のつくりも穀類などの消化には向いておらず、もともとの食性や体のつくりから、猫が健康的に生きていくうえでは動物性タンパク質を効率よく取ることが重要になってきます。

参考

4つの基準で絞り込んだ「市販品で安くても安全なキャットフード」は8商品

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